Keychron K4 Maxレビュー。テンキーは欲しいけど100%キーボードは大きい人にちょうどいい

こんにちは、PON(@pon_side)です。実際に使った仕事道具を、正直にレビューしています。今回はメカニカルキーボードのKeychron K4 Maxです。外部キーボードを初めて買う立場で選んだ一台になります。

先に結論です。Keychron K4 Maxは、テンキーは欲しいけど、100%キーボードの横幅は避けたいという人にちょうどいいキーボードでした。とくに仕事で数字を直打ちする機会が多いなら、テンキーのありがたさはかなり大きいです。一方で、テンキーレスと比べればサイズは大きく、持ち運び向きでもありません。

この記事は、キーボードを何台も比べたマニア向けの比較ではありません。外部キーボード初心者が、仕事の条件から「テンキー付きでコンパクトな一台」としてK4 Maxを選んだ実体験のレビューです。同じように迷っている人の判断材料になればうれしいです。

Keychron K4 Maxとは

Keychron K4 Maxは、テンキーまで備えながらサイズを抑えた、いわゆる96%レイアウトのワイヤレスメカニカルキーボードです。フルサイズ(100%)から右側の余白やキー間隔を詰めて、テンキーは残したまま全体をコンパクトにまとめた配列なんですよね。

2.4GHzワイヤレス・Bluetooth・USB有線の3通りで使えて、スイッチを差し替えられるホットスワップにも対応しています。自分が選んだのは赤軸(Keychron Super Red)と日本語配列です。まずは公式で確認できる基本スペックだけ、表にまとめておきます。

レイアウト 96%(100キー・テンキー付き)
配列 日本語配列(JIS)を使用 ※ANSI/ISOなどもあり
サイズ 約391 × 140 mm
重量 約1,290g
スイッチ Keychron Super スイッチ(自分は赤軸)/ホットスワップ対応
キーキャップ ダブルショットPBT
接続 2.4GHz/Bluetooth 5.1/USB Type-C 有線
バッテリー 4,000mAh(バックライトオフで約190時間)
バックライト RGB
対応OS macOS/Windows/Linux
カスタマイズ QMK/VIA対応(Keychron Launcher)

数字は公式記載のものです。実売価格や細かい仕様はバージョンや購入先で変わることがあるので、買う前に最新の情報を確認してみてください。

Keychron K4 Maxを選んだ理由

そもそも外部キーボードを使い始めたのは、外部モニターを導入したのがきっかけでした。画面が手前から離れると、ノートを開いたままだと姿勢が窮屈になる。それで外部キーボードが必要になったんです。

ただ、自分はそれまで外部キーボードを使ったことがありませんでした。正直、どう選べばいいのか分かっていなかった。そこで「仕事で必要な条件」から逆算して絞り込むことにしました。

テンキーは必須だった

自分の仕事は、複数人分のバイタルのような数字を入力する場面が多くあります。数字を連続で直打ちするので、テンキーは最初から必須でした。ここはキーボード選びの前提として動かせない条件です。

でも100%キーボードは横幅が気になった

テンキー必須なら素直に100%(フルサイズ)でいいじゃないか、とも思いました。ただ、フルサイズは横に長い。右端にテンキーがある分、マウスがどうしても遠くなるんですよね。タイピングとマウス操作を行き来する自分の使い方だと、この距離はけっこう効いてきます。

テンキーレス+外付けテンキーも考えた

テンキーレスキーボードに、外付けテンキーを足す組み合わせも検討しました。必要なときだけテンキーを置けるので、自由度は高い。ただ、自分はデスクの上に物を増やしたくありませんでした。ケーブルや機器が増えれば、その分だけ置き場所も配線も考えることになります。

「テンキーは欲しい。でも横幅は抑えたい。物も増やしたくない」。この条件を一台で満たしてくれたのがKeychron K4 Maxでした。テンキー付きのまま、フルサイズより横幅を詰めた96%。ちょうど自分の悩みの真ん中に収まる選択肢だったんです。

実際に使ってよかったところ

使ってみて良かった点を順番に。先にまとめると、テンキーの楽さ・配列の慣れやすさ・内蔵キーボードとの打鍵感の差、この3つが大きいです。

テンキーがあるだけで数字入力が楽

まず実感したのが、テンキーの快適さです。数字を直打ちする作業だと、テンキーがあるかないかで入力の速さも疲れ方も変わります。右手だけで数字をまとめて打てるので、視線も手も迷いません。

ちなみに前職でExcelを触っていた頃は、ラップトップのキーボードでも数字入力はなんとかなっていました。ただ、あのときは関数を組む作業が中心で、数字をひたすら直打ちする場面が少なかったんだと思います。今のように数字を連続入力する仕事なら、テンキーはあった方が断然いい。同じ「数字を扱う仕事」でも、中身によってテンキーの必要度はけっこう変わるんですよね。

キー配列が特殊すぎず すぐ慣れた

コンパクト系のキーボードは、キーが詰められていて慣れが必要なものもあります。その点K4 Maxは、配列がそこまで特殊ではありませんでした。外部キーボード初心者の自分でも、数日でほぼ違和感なく打てるようになっています。最初の一台としてハードルが低いのは、地味に大きいポイントでした。

MacBookの内蔵キーボードとは打鍵感が別物

打鍵感の差にも驚きました。自分の比較対象はMacBook Pro 2019の内蔵キーボード(バタフライ式)です。あのペチペチした浅い打ち心地と比べると、K4 Maxはキーの沈み込みと反発がはっきりあって、打っている感が段違いでした。

赤軸はメカニカルの中では軽めで静かめな部類ですが、それでも「キーを押している」感触はしっかりあります。過剰に「最高のキーボード」と持ち上げるつもりはありません。ただ、内蔵キーボードから外部メカニカルに変えたときの体感差は、想像以上に大きかったです。外部キーボードを使う価値を、ここで初めて納得できました。

正直に伝えたい難点

良いところばかりだと正直なレビューになりません。気になった点も書いておきます。引っかかるかどうかは人それぞれなので、判断材料にしてください。

テンキーレスよりは大きい・持ち運び向きではない

96%でフルサイズより横幅は抑えていますが、それでもテンキーレスと比べれば当然大きいです。重量も約1,290gあり、気軽に持ち運ぶサイズ・重さではありません。基本は据え置きで使うキーボードです。カフェや外出先で使う一台が欲しいなら、別のコンパクトモデルを検討した方がいいと思います。

赤軸でも打鍵音はある

赤軸は静かめとはいえ、無音ではありません。自分は大人数のいる事務所ではないので、打鍵音はあまり気になっていません。ただ、静かなオフィスや人が近い職場だと、人によっては気を使う場面があるかもしれない。ここは正直に注意点として挙げておきます。打鍵音を極力出したくないなら、軸選びや静音化込みで考えた方がよさそうです。

バックライトは白だけでもよかった

K4 MaxはRGBで光りますが、自分は派手に光らせる必要を感じていません。ゲーミングのように光らせたいわけではなく、仕事道具として使っているので、正直バックライトは白のみでもよかったかな、と思っています。ここは完全に好みの話です。光るのが好きな人にはむしろプラスだと思います。

テンキー付きか テンキーレスか

このキーボードを選ぶうえで、いちばん悩むのが「テンキー付きか、テンキーレスか」だと思います。自分なりの整理はこうです。

数字を直打ちする仕事が多いなら、テンキー付きが楽です。バイタルや実績のような数字を連続で入力するなら、その快適さははっきり体感できます。逆に、数字入力がそこまで多くない人や、とにかくマウスを近くに置きたい人は、テンキーレスでも困らないはずです。

テンキーレス+外付けテンキーという折衷案もあります。自由度はこれが一番高い。ただ、機器が増えて置き場所や配線が増えるのも事実です。自分は一体型の方が合っていました。デスクに物を増やさず、テンキーは常に手元にある。この身軽さが、最終的にK4 Maxを選んだ決め手でもありました。

このあたりは正解がひとつではないので、自分の入力スタイルと相談して決めるのが一番です。

向いている人・向いていない人

ここまでを踏まえて、向いている人とそうでない人を整理します。

向いているのは、こんな人です。

  • 仕事で数字を直打ちする機会が多く、テンキーが必要
  • 100%キーボードは横幅が大きすぎると感じる
  • 外部モニター用に据え置きの外部キーボードを探している
  • MacBookの内蔵キーボードの打鍵感に不満がある
  • メカニカルキーボードを初めて使ってみたい
  • デスク上の機器をこれ以上増やしたくない

逆に、こんな人には向いていないかもしれません。

  • とにかくコンパクトなキーボードがいい
  • テンキーをほとんど使わない
  • 持ち運んで使うキーボードが欲しい
  • 静かなオフィスで使う・打鍵音を極力出したくない
  • バックライトや見た目の派手さが苦手
  • マウスをできるだけ近くに置きたい

当てはまるかどうかをチェックしてから選ぶと、買ってからのギャップが小さくなると思います。


自分が選んだのは日本語配列・赤軸のモデルです。価格や在庫は変動するので、下のリンクから最新の状況を確認してみてください。



まとめ

Keychron K4 Maxは、テンキーは必須だけど100%キーボードの大きさは避けたい、という人に合いやすいキーボードです。外部キーボード初心者でも慣れやすく、数字入力が多い仕事ではテンキーのありがたさをはっきり感じられます。

一方で、テンキーレスよりは大きく、持ち運びには向きません。赤軸でも打鍵音はあるので、静かな環境では気を使う可能性もあります。このあたりを理解したうえで選べば、後悔は少ないはずです。

自分の用途では、今のところ選んでよかった外部キーボードです。内蔵キーボードからの乗り換えで、打鍵感の良さに外部キーボードの楽しさを覚えてしまったくらいなんですよね。ちなみに今は、軽く静音化を試したり、MacBookの上に置く尊師スタイルにも少し興味が出てきています。そのあたりは、また別の記事で書ければと思います。


ここまで読んで気になった方は、こちらから確認できます。



— PON