こんにちは、PON(@pon_side)です。実際に使って残ったガジェットや仕事道具を、レビューしています。
スマホ、タブレット、PC、スマートウォッチにカメラ。持ち歩くデバイスが増えるほど、充電器とケーブルでカバンの中がごちゃつく。旅行先や客先で「あれ、これどう充電するんだっけ」と慌てる。そんな経験はありませんか。自分はまさにそれで、何度か充電器を買い替えてきました。
たどり着いたのが、UGREENの65W GaN充電器を軸に、持ち歩き充電まわりをUGREENで揃えていくという形です。今のところ不満なく落ち着いています。この記事では、なぜここに落ち着いたのか、充電器の遍歴と選んだ基準、そして今の持ち歩き充電セット一式を、使用感込みで紹介します。各アイテムの細かい単体レビューは、別記事に分けて深掘りする予定です。
自分の充電器遍歴 Anker回避からUGREEN定着まで

まず、なぜUGREENなのか。ここには地味な遍歴があります。
充電器といえばAnkerが定番ですが、自分はなんとなくAnkerを避けてきました。深い理由はなく、判官贔屓のようなものです。そこで使っていたのがCIO。小型で評判もよく、気に入っていました。ところが、2台続けて、短期間で壊れてしまったんです。
1台目は自分が落としてしまい、真っ二つに(これは完全に自責です)。ただ2台目は、ある日突然まったく通電しなくなりました。どちらも使い始めて半年くらい。落とした件は仕方ないにせよ、2台目の突然死で、さすがに信頼が揺らぎました。そこで次に手を出したのがUGREENです。今のところ不満はなく、ここで落ち着いています。
充電器に求める条件
買い替えを繰り返すなかで、自分が充電器に求める条件は、だいたい固まってきました。3つあります。
出力は60W以上を基準にする
ひとつ目は出力。大は小を兼ねるで、60W以上を選ぶようにしています。自分が使っているデバイスで、それ以上の出力を要求されるものはないので、60Wを超えていればOK、という基準です。MacBookもこれで足ります。出力で悩むくらいなら、余裕を持たせておくほうがラクです。
複数ポート ただしUSB-Aも一応残す
ふたつ目はポート構成。本音を言えばUSB-Cに統一して、究極に小さい1ポートにしたい。CIOのSOLOのような小型単ポートがあるのも知っています。ですが、旅行先で複数の端末を同時に充電したい場面がそれなりにあるので、複数ポートを選びました。
そして、USB-Aも完全には捨てられません。Apple Watchの充電器が、いまだにUSB-Aを使っているから。加えて、客先などでUSB-Aがないと困る場面が出たときに対応できるよう、1ポートはAを残しておきたい。C統一はまだ少し先、というのが現実です。
小ささは妥協点を決めておく
3つ目はサイズ。複数ポートにした時点で、最小サイズは諦めています。それでも、純正の充電器に比べれば圧倒的に小さいので、許容範囲。「最小」ではなく「用途に対して十分小さい」を妥協点にしています。
今の持ち歩き充電セット一式
その基準で組んだ、今の持ち歩きセットがこちらです。それぞれ要点だけ紹介します。深掘りは別記事に分けます。
メイン:UGREEN Nexode X 65W(GaN・3ポート)

主役がこれ。GaNを使った小型の65Wで、USB-C×2+USB-A×1の3ポート構成。出力もポート構成も、自分の条件をちょうど満たしてくれます。MacBook Pro、iPad、iPhoneあたりを、これ1台で賄えるのが快適。今のところ不満なく使えています。
| 製品 | UGREEN Nexode X 65W GaN充電器(モデルX754) |
|---|---|
| 最大出力 | 65W |
| ポート | USB-C×2/USB-A×1 |
| 特徴 | GaN採用の小型設計/折りたたみプラグ |
| 用途 | MacBook・iPad・iPhoneなどの持ち歩き充電 |

写真取り込み:UGREEN カードリーダー(USB-C/A 両対応)
X-E3で撮った写真の取り込み用に使っているのが、UGREENのカードリーダー。USB-CとUSB-Aの両方が付いている2in1タイプなので、MacBookでもiPadでも、手持ちのどれに挿しても使えます。
プライベートのスナップはスマホにWi-Fi転送で十分ですが、PCやiPadに取り込むなら、カードリーダー経由のほうが速い。Wi-Fiだけでもできなくはないものの、量があるときは有線が確実です。ガジェット好きとして持っておきたい、という気持ちもありますし、客先でカードの中身をすぐ渡す、といった場面であたふたしないための保険でもあります。
詳しい使用感はFuji X-E3のレビューとあわせてどうぞ。写真の取り込みまわりの話は、カメラの使い方と地続きです。
車内用:Anker カーチャージャー(巻き取りケーブル)
UGREENで揃えたい気持ちはありつつ、車のなかでもPCを充電できる環境がほしくて導入したのが、Ankerのカーチャージャーです。Ankerを避けてきた自分が唯一持っているAnker製品なんですよね。
理由は単純で、購入当時、求めていた出力で巻き取りケーブル付きのモデルが、Ankerしか見つからなかったから。社内での作業や移動中の充電に使っていて、不満はありません。UGREENに揃えたい気持ちはありますが、壊れていないものを買い替える動機は薄い、というのが正直なところです。
サブ:ダイソーのApple Watch充電器
もうひとつ、正直枠として。Apple Watchの充電には、ダイソーのUSB直挿しタイプの充電器を使っています。安価ですが、これで困っていないので、無理に高いものに替えていません。すべてを上等な製品で固める必要はなく、十分なところは十分なもので済ませる。これも道具選びの現実だと思います。
旅行先での リアルな埋まり方
3ポートも要る?と思うかもしれません。ですが、旅行に出ると意外と埋まります。自分の場合、自分のスマホ、妻のスマホ、そしてカメラかApple Watchの充電器で、3口がちょうど埋まる、というのがよくある光景です。
家族の分も含めて、夜にまとめて充電する。これを1台でこなせると、コンセントの取り合いも、充電器の数も減らせます。単ポートだと、この場面でもう1台必要になる。複数ポートにしておいてよかったと感じるのは、だいたいこういうときです。
気になっているところ
良い点ばかりではないので、使っていて引っかかる点も挙げておきます。購入の判断材料にしてください。
まず、3ポート同時に使うと、合計の出力を分け合う仕組みなので、フルに挿すと1台あたりの充電は遅くなっているはずです。普段あまり気にしていませんでしたが、改めて考えると、MacBookを充電しながら他も挿せば、その分スピードは落ちていると思います。急いでいるときは、挿す数を絞るのが無難です。
次に発熱。3口で使うと、本体はそれなりに温かくなります。触れないほどではありませんが、熱は持ちます。CIOで突然死を経験しているので、発熱や耐久はどうしても気になるところ。今のところUGREENは問題ありませんが、長期の様子は引き続き見ていきます。
最後にコンセントへの挿し込み。3口フルにすると重さで少しお辞儀する感じがあり、抜け落ちないか不安な場面はあります。心配なときは、電源タップを借りて、そこに挿すようにしています。壁の差込口に直挿しで全ポート使う、という使い方だと、ここは気にとめておくといいです。
ブランドを少しずつ揃える楽しさ
ここは完全に好みの話ですが、自分は細々したガジェットのブランドを、少しずつ揃えていくのが好きです。充電器もカードリーダーもUGREEN、というように、同じブランドで揃うと、見た目にまとまりが出て気分がいい。
とはいえ、揃えること自体が目的になると本末転倒です。Ankerのカーチャージャーのように、すでに持っていて問題なく動いているものを、ブランドを揃えたいだけで買い替えるのは、お金がもったいない。揃えるのは新規に買うときだけ、壊れていないものはそのまま使う。このバランスが、現実的な落としどころだと思っています。
向いている人 向いていない人
結論を一言でいうと、複数デバイスを持ち歩く人ほど、65Wクラスの多ポート充電器は効きます。逆に、スマホ1台だけなら、もっと小さい単ポートで十分です。それを踏まえて整理します。
向いている人
- スマホ・タブレット・PCなど複数デバイスを持ち歩く
- 旅行や出張で、家族の分もまとめて充電したい
- 出力で悩みたくない(60W以上で揃えたい)
- USB-Aもまだ完全には手放せない(Apple Watchや客先対応)
- 純正より小さければ、最小サイズには こだわらない
- ガジェットのブランドを揃えるのが好き
向いていない人
- 充電するのはスマホ1台だけ(単ポートで十分)
- とにかく最小・最軽量を最優先したい
- 複数挿しでの充電速度の低下が許せない
- 発熱を一切させたくない
- USB-Cに完全統一していて、USB-Aは不要
まとめ
充電器を何度か買い替えて、CIOの突然死を経てUGREENに落ち着いた、というのが自分の今の状態です。60W以上・複数ポート・USB-Aも一応残すという条件で選ぶと、UGREEN Nexode X 65Wはちょうどよくはまりました。発熱や複数挿しの速度低下など、気になる点はありますが、持ち歩き用の一台としては満足しています。
複数のデバイスを持ち歩く人、旅行や客先で充電にあたふたしたくない人には、65Wクラスの多ポート充電器を一台持っておくと、カバンの中も気持ちも整います。各アイテムの細かい使用感は、別記事で一つずつ深掘りしていく予定です。
あわせて読むと、持ち歩き環境の全体像がつながります。PCとタブレット側の話はこちらです。
MacBook Pro 2019(Intel)を今も使い続けている理由
iPad Air(M4)レビュー
持ち歩きガジェットの話は、Xでも紹介しています(@pon_side)。
— PON